2017年末にスタートした国内仮想通貨取引所のDMM Bitcoin。
タレントのローラさんをイメージキャラクターとしてメディアへの露出も多く、仮想通貨をよく知らない方でもDMM Bitcoinの事はご存じかもしれませんね。
DMMと言えばFX(外国為替証拠金取引)では口座数が国内トップの人気ですが、仮想通貨取引所でも順調に口座数を伸ばしているようです。
そんなDMM Bitcoinでは7種類の仮想通貨を取り扱っていますが、中でもおすすめなのはアルトコインのレバレッジ取引です。
という事で、DMM Bitcoinのアルトコインレバレッジ取引についての情報を解説していきたいと思います。
目次
DMM Bitcoinの概要
DMM Bitcoinの詳細や登録の流れなどについては、下記の記事で以前解説していますのでご覧ください。
DMM Bitcoinで取引可能な仮想通貨の種類
DMM Bitcoinでは全部で7種類のコイン取扱があり、通貨ペアは全14種類となります。
上記の通り、全14ペアでレバレッジ取引が可能です。
FX口座数国内第1位のDMMグループが運営
DMM Bitcoinを運営するのがあのDMMグループだというのは、ある意味大きな信用につながるのではないでしょうか。
まず、母体が大きなグループなのでそう簡単に倒産するというリスクがかなり少なくなります。
小規模で資本金の少ない企業が運営する取引所だと、先日あったコインチェックのハッキング事件のような事があると、利用者への賠償などで会社の資金が底をついてしまって倒産する可能性があります。
しかしDMMグループほどの大企業グループが母体であればそういったこともよほどのことがない限り可能性としては低いでしょう。
また、そもそも資本のある運営だと事前にしっかりとしたセキュリティ体制を敷いている、セキュリティ対策にもお金を費やしているという事が想定できますので、安心して利用できる取引所と言えるのではないでしょうか。
さらにDMM Bitcoinの場合、DMMFXというサービスで口座数が国内第1位となっており、すでにインターネットを利用した金融商品サービスで成果を上げています。
もちろんDMM BitcoinにはDMMFXで培ったノウハウが役立てられているはずですので、そういった意味では期待してよいのではないでしょうか。
DMM Bitcoinの魅力は手数料無料
DMM Bitcoinではほとんどの手数料が無料となっています。
レバレッジ取引の際の手数料(スワップポイント)だけは発生しますが、それ以外の入出金で手数料がかかることはありません。
取引手数料が無料の取引所は他にもいくつかありますが、入出金手数料が無料という点は非常に大きなメリットではないでしょうか。
DMM Bitcoinのレバレッジは最大5倍
国内の仮想通貨取引所におけるレバレッジは最大25倍までの決まりがあります。
その中でDMM Bitcoinの最大5倍は低いと感じる方もいるかもしれませんね。
しかし、いきなり初心者の方が25倍のレバレッジ取引を行う事はそもそもおすすめしません。
なぜなら、25倍のレバレッジをかけるという事は価格が上昇した場合の利益が25倍大きくなりますが、もし価格が下がった場合には損失も25倍のスピードで膨れ上がるからです。
まずはレバレッジなしか5倍程度で取引そのものに慣れて、それから徐々に大きなレバレッジ取引を行う方が安全と言えるでしょう。
つまり、仮想通貨初心者の方には最大5倍のレバレッジでも十分ということになります。
DMM Bitcoinは基本的に追証なし(ロスカットあり)
レバレッジ取引を行う場合に必ず注意してほしいのが、追証ありかなしかという点です。
[aside type=”warning”]追証とは追加証拠金(追証)は、取引所から追加で証拠金を求められることです。[/aside]
例えば、10万円の資金で現物取引を行った場合は、10万円分の取引しか行う事ができません。
これをレバレッジ5倍で行ったとすると、資金は同じく10万円ですが実質50万円分の取引を行えるようになります。
では、10万円分の取引を行って10%の利益(含み益)が出たとします。
現物取引の場合は利益は1万円ですが、レバレッジ5倍にしていた場合は50万円の10%なので5万円の利益になります。
これがもし10%の損失(含み損)だったとします。
現物取引では1万円の損失ですが、レバレッジ5倍にしていると5万円の損失になります。
つまり、現物取引であれば9万円になっただけですが、レバレッジをかけていると残り資金は5万円になります。
じゃあもし損失が20%だったとしたら、5倍のレバレッジをかけていると10万円の損失となり資金は0円になりますよね。
さらに損失が20%を超えてしまうと資金以上の損失が発生してしまいますので、そういう場合には追証を入金しなくてはならなくなります。
取引所によってはすでに資金がマイナスになった状態で追証を求められる、つまり借金となってしまう事もあります。
そして損失の額はレバレッジが大きければ大きいほど一気に膨れ上がる可能性があります。
相場の一瞬の値動きで何百万円もの借金を抱えるリスクを背負って取引を行うなんて危険すぎて手が出せませんよね。
でもDMM Bitcoinは「追証」を求められることはありません。
その代わりにロスカットというものがあります。
DMM Bitcoinでは含み損が出て保証金の80%を切った時点でロスカットされます。
強制的にロスカットされてしまうという事は、もしかしたらその先利益が出る可能性があるにも関わらず損失を確定して取引を終了させられてしまうという事です。
これは一見理不尽に見えるかもしれませんが、ある意味安全対策とも言えます。
ロスカットが無ければ一気に損失が膨らんで証拠金以上の損失が出た場合、取引所に入金してあった資金が0円になるだけでは済まず、借金を背負うことになってしまいますが、ロスカットはそのリスクをなくしてくれるストッパーのような役割を果たしているのです。
DMM Bitcoinはロスカットが早すぎるという声もありますが、ロスカットが早い代わりに借金を背負うリスクのない取引所を使うのか、それともロスカットされない代わりに大きな借金を背負うリスクを負ってでもレバレッジ取引を行いたいのかは、個人の価値観によります。
ただ、初心者の方はまずはDMM Bitcoinのようにロスカットのある取引所からスタートするのがベターでしょう。
DMM Bitcoinは現物取引可能な通貨の種類が少ない
DMM Bitcoinの取り扱い通貨は7種類、14ペアの取引が行えます。
しかし、現物取引ができるのはビットコインとイーサリアムのみです。
DMM Bitcoinから出金する場合には、日本円にして出金するかビットコインまたはイーサリアムでないと取り出すことができませんので注意しましょう。
まとめ
DMM Bitcoinはアルトコインが取引手数料無料で行えるほか、入出金も手数料無料です。
レバレッジは最大5倍までですが、初心者の方は5倍でも十分取引が行えるでしょう。
また、証拠金の8割を切るとロスカットされてしまいますが、追証なしなのでリスクが少ない取引ができます。
レバレッジ取引をこれから始めるという方は、まずDMM Bitcoinで慣れてみてから、さらに大きなレバレッジをかけられる取引所を利用するのがおすすめです。
ちなみに、日本国内の取引所は最大25倍までのレバレッジしかかける事ができませんが、海外取引所は最大100倍のレバレッジをかけた取引ができる「BitMEX」という取引所があります。
いきなり100倍はちょっと大きすぎるという方は、国内取引所で最大25倍のレバレッジ取引が可能な「BITPOINT」がおすすめです。
暗号通貨おすすめ取引所
会社名 | コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.) |
住所 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
設立 | 2012年8月28日 |
資本金 | 385百万円 |
代表取締役 | 蓮尾 聡 |
暗号資産交換業の登録番号 | 関東財務局長第00014号 |
加入協会 | 一般社団法人日本暗号資産取引業協会
一般社団法人日本ブロックチェーン協会 一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会 一般社団法人Fintech協会 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会 |
取扱通貨 | 「BTC」「ETH」「ETC」「LSK」「FCT」「XRP」「XEM」「LTC」「BCH」「MONA」「XLM」「QTUM」「BAT」「IOST」「ENJ」 |
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2021年にはモバイルアプリダウンロード数「410万」を突破しており、登録者数はグングン上昇しています。 他の取引所と比較しても、ここまでたくさんの通貨を取り扱っているのは、Coincheckのみ。 最近でも、取引所へのハッキングはしばしば見受けられていますので、運営元がしっかりしている取引所を選ぶのは非常に重要です。 もともと金融業を営んでいる「マネックスグループ」がバックについているので、Coincheck(コインチェック)は他の取引所と比較した場合でも、安全性が高いと言えるでしょう!
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