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CFDとは?
差金決済取引のことで、Contract for Differenceの頭文字をとったものです。差金決済取引とは、一言でいうと「差額だけのやり取りが発生する取引」です。現物での受け渡しを行わずに、反対売買によって出た金額の差で決済するため【差金決済取引】と呼ばれています。
広い意味でFXもCFD取引に含まれています。
CFDのデメリット・リスクは?
CFDにもデメリット・リスクは存在致します。
ここで大切なのが、デメリットを正しく把握して「どう対処するべきなのか」を覚えること。
デメリットがあるから止めておこうというのは少々もったいないですからね。
レバレッジ倍率に比例してリスクが大きくなる
レバレッジ倍率が高くなるほど期待される利益も大きくなりますが、並行して損失が出た際のリスクも大きくなります。
そのため、CFD取引では「早期に損切り」が重要になります。
予測と違う方向に動いた際は、「〇〇%損失が出たら損切りを必ずする」など、自分でルールを作っておくことが必要かと思います。
元本以上の損失がでる可能性がある※追証リスク
CFDはレバレッジ取引が前提となるため、自己資金以上の損失を抱えてしまうリスクがあります。
損失額が証拠金を超えてしまうと「追証(おいしょう)」といって追加入金が求められます。これは避けたいところですね。
このデメリット・リスクへの対処法も、「どこで損切り」をするか?これが重要になります。
長期投資には向いていないかも
短期利益を狙うにはお勧めCFDですが、長期での投資には適していないかと思います。
レバレッジがかかっているため、通常の投資よりも「価格変動」が大きくリスクがあるからです。
長期投資でゆっくり資産形成を考えている方は、
- 株式投資が上手くいっていないときに金投資として利用
- 相場が下落したときだけ投資してみる
とか、使い所を分けてみるとよいでしょう。
CFD取引に必要なもの
CFD取引の仕組みを簡単に紹介してきました。
「少しCFD取引をやってみようかな」と思った方も中にはいるのではないでしょうか?
しかし、CFD取引に必要なものがわからないと、始められません。CFD取引に必要なものは何か?紹介致します。
- 資金
- 取引口座(CFD)
資金※余裕資金を使いましょう
はじめに、資金。金額としては「1万円〜数万円」程度用意しておけば取引が可能です。
重要なのは具体的な金額ではなく、「余裕資金」で行うことです。
余裕資金は、生活資金や将来資金などを”含まない”余剰資金のことを言います。
余裕資金で投資することで、利益や損失に執着せず、冷静な取引がしやすくなるかと思います。
しっかりと、リスクを考え、余裕資金以外のお金でのギャンブル的な投資だけはしないようにしましょう!!
CFD取引口座
CFD取引のためには、「CFD取引口座」が必要です。
CFD取引の口座開設は多くの場合、「FX口座」や「証券口座」と同時開設することになります。
- 本人情報の記入
- 本人確認書類・マイナンバーの提出
- 証券会社の審査
- 審査が通れば口座開設完了!
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