EOS(イオス)は、分散型アプリケーションプラットフォームであるEOSプラットフォーム開発の資金調達の為に発行されているトークンになります。
EOSプラットフォームはスマートコントラクトで分散型アプリケーションを実行する為に利用する「ブロックチェーン」です。
分散型アプリケーションと聞いてもいまいちピンとこない方も多いかもしれませんが、似たような機能を持つものとしてはイーサリアムやイーサリアムクラシックがあります。
EOS(イオス)の詳しい特徴などについては、この後順に解説していきたいと思います。
目次
EOS(イオス)とは
特徴
EOSプラットフォームは、イーサリアムに似ているプラットフォームだとよく言われます。
確かに同じ分散型アプリケーションのプラットフォームという事で、似ているには違いありません。
しかし、EOS(イオス)はイーサリアムよりも優れている点があります。
トランザクション処理が早い
EOS(イオス)では非同期通信と並列処理を採用することによって、1秒間の間に数百万件の取引処理を実行する能力を持っています。
EOS(イオス)の処理速度がいかに早いかというと、例えば同じスマートコントラクト機能を持っているイーサリアムやビットコインと比較すれば一目瞭然です。
このように、EOS(イオス)は圧倒的な処理速度を誇っていますので、金融機関での取引処理や企業間での取引に向いていると言われています。
その為、将来的にはEOSプラットフォームが実用化されればその価値は大きく上昇する可能性を秘めているのです。
手数料がかからない
上記で処理速度を比較したイーサリアムやビットコインも、現在多く利用されている処理システムに比べれば低コストで早い処理が行えます。
しかし、それでも一定のコストがかかります。
それに対しEOS(イオス)は手数料がかからない、つまりコストをかけず、その上イーサリアムやビットコインよりも早い処理ができるプラットフォームなのです。
この「処理速度」と「コスト」という2つのポイントだけでも、EOSプラットフォームを利用する価値は十分にあります。
EOS(イオス)は無価値って本当?
EOSプラットフォームの為に発行されたEOS(イオス)のトークンは「価値がない」といった話を目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
これはどういうことかというと、EOS(イオス)トークンには通貨としての機能が備わっていない為、他の仮想通貨のように通貨的な価値はないという意味です。
じゃあ買っても損をするだけかというとそんなことはありません。
実際にEOS(イオス)トークンは2018/8/3現在の時価総額が719,479,147,941 JPYとなっています。
どうして通貨としての機能を持っていないEOS(イオス)にそんな価格が付いているのかと言えば、やはり先ほどご紹介しましたが、低コストで膨大な取引を素早く処理できるEOSプラットフォームに対する市場の期待が大きいと言ってよいでしょう。
EOS(イオス)が購入できる取引所
EOS(イオス)の取引が可能な国内取引所は現在のところありません。
よって、海外取引所を利用することになりますが、いきなり海外取引所で日本円を入金して仮想通貨の購入はできません。
海外の取引所でEOS(イオス)を購入する為には先にビットコインまたはイーサリアムを手に入れなくてはなりません。
1.国内取引所でビットコインorイーサリアムを購入
2.ビットコインorイーサリアムを海外取引所へ送金
3.海外取引所でビットコインorイーサリアムを使ってEOS(イオス)を購入
このような流れになります。
ですから、まずは国内取引所へ登録をしてビットコインかイーサリアムを購入します。
GMOコインは厳密には取引所ではなく販売所ですが、販売所は取引所と違って価格が一定なので取引がなかなか成立しないといったことがありません。
まずはGMOコインに登録して、ビットコインかイーサリアムを購入してみましょう。
Binance(バイナンス)
2017年に開設したBinanceは、非常に多くの銘柄を取り扱っており、取引量も多いことから世界最大の取引所ともいわれています。
これから仮想通貨取引を本格的に行う方なら、必ず開設しておいた方がよいでしょう。
HitBTC(ヒットBTC)
イギリスの取引所であるHitBTCは、2013年から運営されている取引所です。
※2018/6/14現在HitBTC(ヒットビーティーシー)は「日本の住民に仮想暗号化通貨サービスを提供する事を中止」となっています。あくまで一時的とのことで、日本の金融庁の認可を得て正式に運用をする為の準備期間という位置づけですが、今後どうなるかは今のところわかっていません。
OKEx(オーケーイーエックス)
香港を拠点とするOKExは、BinanceやHuobiと合わせて中国三大取引所と言われている大手です。
Bitfinex(ビットフィネックス)
過去に何度もハッキング被害を受けてるBitfinexは、そうしたトラブルを乗り越えた事によってセキュリティがより強固になったと言われている取引所です。
Bitfinexは現在新規登録を停止しています。
Huobi(フオビー)
Huobiは世界各国に拠点を構えている世界最大級の仮想通貨取引所です。
昨年にはSBIホールディングスとの提携を発表して話題となり、その後提携が白紙となってまた話題になりました。
EOS(イオス)の価格は?
※出典:https://www.coingecko.com/
リリース後大きく価格を上げては下げ、再び上がってきています。
※出典:https://coinmarketcap.com/
こちらは仮想通貨の時価総額ランキングです。
EOSは現在第5位となっています。
2018/6/2にメインネットへ移行
EOS(イオス)は2018/6/2にメインネットへ移行しました。
EOS(イオス)のメインネット移行に際しては、大手セキュリティ会社による脆弱性の指摘などがあり、メインネットへの移行時期が延期されるのではという話もありましたが、現在は無事移行を済ませ、バグも修正されているそうです。
メインネットへの移行後の値動きを見ても、問題なく取引が行われている様子がうかがえます。
まとめ
EOS(イオス)は通貨としての機能を持っていない為、単なる投機目的に利用されているという指摘も多い通貨です。
しかし、EOSプラットフォームはば膨大な処理を短時間でこなすことができる上、手数料がかからないという大きな強みを持っており、今後企業などでへの導入が期待されているプラットフォームです。
すでにイーサリアムよりも処理速度が早い事は証明されていますので、将来的にはイーサリアムを超える仮想通貨になるかもしれません。
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