DMM Bitcoin(ディーエムエムビットコイン)は新規でオープンした仮想通貨取引所です。
もともと2016年に作られた「東京ビットコイン取引所」という名称で株式会社テコテックの100%子会社でした。
これが2017年に株式会社DMM FX ホールディングスへ譲渡され、2018年には社名が「DMM Bitcoin株式会社」へ変更、新サービスとして「DMM Bitcoin」がスタートしました。
DMMといえばネット通販やオンデマンドサービスで有名ですが、一方で株式会社DMM.com証券など金融サービスも展開していました。
そんなDMMが新たに開始した仮想通貨取引所という事で、かなり前評判も高く期待が寄せられています。
そこで、こちらのページではDMM Bitcoinの手数料やスプレッド、評判にキャンペーンなどの情報を解説していきたいと思います。
目次
DMM Bitcoinとは
大手企業であるDMMが仮想通貨事業に参入という事で、オープン当初からかなり話題となっているDMM Bitcoin。
DMMという名前がかなり先行している感じはありますが、母体が大手企業のDMMだというのは、いろいろな意味で利用する側としては安心感がありますね。
運営会社情報
会社名 | DMM Bitcoin株式会社 |
住所 | 〒103-6026 東京都中央区 日本橋2-7-1 東京日本橋タワー10階 |
設立 | 2016年11月7日 |
資本金 | 12億9000万円 |
代表取締役 | 田口 仁 |
登録番号 | 関東財務局長 第00010号 |
登録年月日 | 平成29年12月1日 |
取扱通貨 | BTC/ETH/XEM/XRP/LTC ETC/BCH |
DMM Bitcoinは金融庁認可業者です。
資本金は12億9000万円という事で、国内の仮想通貨取引所の中では比較的多い方といえます。
DMM.comグループ
DMMの場合は以下のようにグループとして様々な事業を展開しています。
・株式会社DMM.com
DMM.comグループ各社を統括。
・株式会社DMM.com ラボ
システム開発・運営、ネットワークインフラの提供。
・株式会社DMM.com OVERRIDE
ゲームコンテンツの制作。
・株式会社DMM.com 証券
FX・CFDの提供と運営
・株式会社DMM.futureworks
DMM VR THEATERの運営。
・株式会社DMM.com Base
あらゆる商品の物流
・株式会社DMM.staff
人材のコンサルティング。
・一般社団法人DMMアカデミー
私塾。
・株式会社nana music
音楽コミュニティサービス。
・ピックアップ株式会社
スマートフォン向けサービスの制作。
・株式会社バンク
インターネットビジネスの企画・開発・運営
これらすべてをまとめてDMM.comグループとしては、業績が2017年2月時点で1,823億円、会員数2,700万人突破となっています。
このような大きな母体を持っているDMM Bitcoinなら、しっかりとした運営体制で運営されていることが予想できますし、なにかトラブルがあっても簡単に倒産することはないと考えられますから安心ですね。
DMM Bitcoinの登録方法
1.公式サイトへアクセス
DMM Bitcoinの公式サイトにアクセスして右上の「口座開設」をクリックします。
2.メールアドレスを入力
メールアドレスを入力して「送信する」をクリックします。
3.届いたメールをチェック
4.パスワードを設定
パスワードを入力して「送信する」をクリックします。
5.仮口座登録完了→ログイン
これで仮口座登録が完了となるので、「マイページにログイン」をクリックしてログインします。
6.本登録
ログインしたら左上の「[未登録]こちらから本登録をおこなってください。」をクリックします。
7.個人情報と規約のチェック
口座開設に必要な項目の入力、規約のチェック、本人確認書類の提出をします。
登録が完了すると最後に携帯電話で認証がありますので、携帯電話に届いた認証コードを入力します。
ここまで済ませたら、あとは自宅にDMM Bitcoinから届くはがきを待ちます。
はがきには認証コードの記載がありますので、それを再度マイページで入力したら本登録が完了となります。
DMM Bitcoinのメリット
手数料の安さ
DMM Bitcoin現物の取引手数料と日本円の出金手数料が無料です。
取引手数料が無料の取引所はいくつかありますが、日本円の出金手数料が無料となる取引所はあまりみかけません。
通常であれば各銀行の手数料や所定の手数料がかかるので、出金手数料が無料というのは大きいですね。
だからといってその他の取引手数料などが特別高いということもありません。
というか、ほぼ無料です。
日本円 | 仮想通貨 | |
入金 | 無料 ※銀行手数料は負担 |
無料 ※マイナー手数料は必要 |
出金 | 無料 | 無料 ※マイナー手数料は必要 |
取引手数料 | 無料 | 無料 ※レバレッジ手数料は 建玉ごとに0.04%/日 |
手数料がかからないというのは、利用する側としては非常にポイントが高いと思います。
使いやすいアプリ
仮想通貨の取引をスマホで行いたいという方も多いと思います。
ただ、パソコンと比べてスマホ用アプリだと操作しにくい、見にくいという取引所も少なくありません。
その点もDMM Bitcoinなら安心です。
DMMはFXのサービスも以前から行っており、FX用のアプリもなかなか評判のよいものでした。
そのFXで培ったノウハウを生かした仕様になっているものと思われるので、仮想通貨取引用のDMM Bitcoinアプリもユーザーには好評なようです。
・トレード画面
・スピード注文画面
・レート画面
・チャート画面
・マーケット画面
・口座照会
DMM Bitcoinのアプリ画面の見やすさは上記を見ていただければ一目瞭然ですが、特にマーケット画面では、経済指標情報も確認することができるのでおすすめです。
スマホアプリだけではなく、パソコンからの操作画面もFXサービスを提供しているDMMとあって、非常に見やすく操作しやすいのが特徴でもあります。
アルトコインで最大5倍のレバレッジ取引が可能
アルトコインのレバレッジ取引ができる取引所は決して多くありません。
現在確認できるいるのは以下の三か所の取引所です。
- DMM Bitcoin
- BitMEX
- QUOINEX
仮想通貨FXでレバレッジ取引はとても重宝します。
大きな利益を求める場合、豊富な資金があれば問題ないですが、少額の資金で大きな取引をするには、レバレッジをかけるしかないからです。
DMM Bitcoinでは最大5倍までアルトコイン取引にレバレッジをかける事ができますので、例えば資金が10万円だった場合、5倍のレバレッジをかければ50万円分の取引を行う事ができます。
しかも、DMM Bitcoinでは全6種類のアルトコイン(イーサリアム/リップル/ライトコイン/ネム/ビットコインキャッシュ/イーサリアムクラシック)でレバレッジ取引が可能です。
DMM Bitcoinと同じく国内の取引所ではQUOINEXもアルトコインのレバレッジ取引が可能ですが、QUOINEXでは4種類(ビットコイン/ネム/モナコイン/ビットコインキャッシュ/イーサリアム)しかレバレッジ取引ができません。
アルトコインのレバレッジ取引を積極的に行いたい方にはDMM Bitcoinはおすすめの取引所といえますね。
口座開設キャンペーン
DMM Bitcoinでは、新規口座開設などでキャンペーンを行っていることがあります。
2018/4/19現在は新規口座開設完了でもれなく1,000円プレゼントキャンペーンを実施しています。
また、これ以外にも取引高などに応じて様々なキャンペーンをやっています。
DMM Bitcoinのデメリット
スプレッドが高い
DMM Bitcoinが手数料無料なのはいいですが、スプレッドは無料ではないので注意しましょう。
DMM Bitcoinで仮想通貨の売買をする際には、スプレッドを確認する必要があります。
手数料は取られなくてもスプレッドによって実際に入ってくる金額にずれが生じるので、スプレッド込みで取引を行わなくてはなりません。
スプレッドとは
スプレッドとは、購入価格と売却価格の間で生じる差額です。
仮想通貨取引所では利用者同士の間で通貨の売買が行われる為、オークション形式のような形で取引が成立します。
しかし、DMM Bitcoinは仮想通貨の販売所という位置づけになりますので、利用者はDMM Bitcoinから仮想通貨を購入するという形になります。
この場合、このスプレッドが発生しますので取引所に比べるとやや割高の価格で購入することとなるのです。
よくスプレッドについて「幅が大きい」といった表現をしますが、これは購入価格と売却価格の差額が大きい場合を指します。
1BTCの購入にあたり購入価格と売却価格の差額が仮に50円あったとしたら、1BTC購入するのに50円がスプレッドとして差し引かれる計算になります。
ですから、これが10BTCになれば500円、100BTCになれば5000円となっていくのです。
ですから、DMM Bitcoinで仮想通貨の取引をする場合にはできるだけスプレッドの低いタイミングを狙って行うのが理想といえます。
ロスカットのタイミングが早い
DMM Bitcoinのロスカットの条件は保証金80%を切るタイミングです。
レバレッジ取引をしているとロスカットされる確率が高まりますが、さらにDMM Bitcoinの場合スプレッドが大きくなる事があるので、それでロスカットされてしまう事も必然的に多くなるのです。
ロスカットされるという事は、その時点で損失を確定してしまうことなのでできれば避けたいですが、これはとらえ方によります。
もしもそこでロスカットされなければ、さらに損失が大きくなっていく可能性もあるので、そう考えると損失を最小限に抑える事ができたとも考えられます。
レバレッジの倍率が低い
DMM Bitcoinのレバレッジは最大5倍です。
国内取引所でアルトコインのレバレッジ取引ができるところは少ないのですが、ほかの取引所ではもっと大きなレバレッジ取引ができるところもあるので、それらと比較すると物足りないという方もいらっしゃるようですね。
確かに、BitMEXは最大100倍のレバレッジがかけられるので最大5倍は低いように思えます。
しかし、大きなレバレッジ取引は追証のリスクもありますので、上級者以外にはあまりお勧めできない取引方法です。
まずはDMM Bitcoinで取引に慣れてきてから、もっと大きなレバレッジ取引のできるところを利用するのがよいのではないでしょうか。
現物取引はBTCとETHのみ
DMM Bitcoinで現物取引できるのはビットコインとイーサリアムの2種類のみです。
その他の通貨はレバレッジ取引しかできません。
ただ、DMM Bitcoinは6種類のアルトコインのレバレッジ取引ができるという大きなメリットがありますので、レバレッジ取引専用として考えればそれほど問題はないかと思います。
DMM Bitcoinの評判
仮想通貨アフィリエイトの現状
・bitflyer → びっくりするくらい成約しない
・DMM Bitcoin → 波が来ている気がする
・GMOコイン → ぽつぽつ成約する— Naoya Fujita (@fuji_syan) 2018年4月16日
DMM Bitcoinがリップルの現物を始めたら、コインチェックにあるリップルを移す。それをFXの証拠金にする。
— license labo (@gadget__journal) 2018年4月17日
【DMM bitcoinでの勝ち方⑥】
DMMは
①注文が通ること
②サーバーが落ちないこと
③板がないこと
が強み。
1日に数回くる6千円〜万以上動きそうな波に乗ること。することはこれだけ。あとはイナフラ、クロマ、テクニカル(チャートの形/トレンドライン/サポ/レジ)を見てイン。これだけでほぼ勝てる。 pic.twitter.com/6BeoFNgrP1— スキャル王子@相場師 (@prince_fintech) 2018年4月6日
DMM Bitcoin口座認証したけどまじでFXだな。ちょっとこれは取引所間の競争レベルのステージが変わった感ある pic.twitter.com/Qe1Hz6cFvN
— 暗号通貨王子 (@Bitcoin_Invest) 2018年1月14日
DMM Bitcoinの評判をいろいろ見てみた感想としては、DMM Bitcoinのファンが多いなという印象です。
チャート画面の扱いやすさ、注文の通りやすさなどが好評のようです。
また、現在現物取引可能な銘柄が今のところ2種類しかないDMM Bitcoinですが、今後ほかの通貨の現物取引もDMM Bitcoinでしたいという意見も多かったですね。
まとめ
DMM BitcoinはFXでのノウハウなどを利用し、仮想通貨FXでも非常に利用しやすい取引画面やアプリを提供しています。
まだまだ新規サービスではありますが、今後どんどん利用者が増えてDMM FXのように取引高トップクラスの取引所となる可能性は高いですね。
取引銘柄が増えれば、さらにDMM Bitcoinの利用者は増えていくことでしょう。
また、現物取引用に別の取引所を利用した上でアルトコインのレバレッジ取引専用としてDMM Bitcoinの取引所に口座を開設するというのもおすすめです。
その他の仮想通貨取引所に関する情報は関連記事「【徹底解説】仮想通貨取引所のおすすめや手数料の違いは?」でご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
暗号通貨おすすめ取引所
会社名 | コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.) |
住所 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
設立 | 2012年8月28日 |
資本金 | 385百万円 |
代表取締役 | 蓮尾 聡 |
暗号資産交換業の登録番号 | 関東財務局長第00014号 |
加入協会 | 一般社団法人日本暗号資産取引業協会
一般社団法人日本ブロックチェーン協会 一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会 一般社団法人Fintech協会 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会 |
取扱通貨 | 「BTC」「ETH」「ETC」「LSK」「FCT」「XRP」「XEM」「LTC」「BCH」「MONA」「XLM」「QTUM」「BAT」「IOST」「ENJ」 |
ネット証券などを運営しているマネックスグループの傘下に入ったことで、セキュリティレベルは大幅に向上しています!
2021年にはモバイルアプリダウンロード数「410万」を突破しており、登録者数はグングン上昇しています。 他の取引所と比較しても、ここまでたくさんの通貨を取り扱っているのは、Coincheckのみ。 最近でも、取引所へのハッキングはしばしば見受けられていますので、運営元がしっかりしている取引所を選ぶのは非常に重要です。 もともと金融業を営んでいる「マネックスグループ」がバックについているので、Coincheck(コインチェック)は他の取引所と比較した場合でも、安全性が高いと言えるでしょう!
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