仮想通貨のレバレッジ取引とは?100倍レバレッジ可能な取引所はどこ?

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仮想通貨の取引方法のひとつで、「レバレッジ取引」をご存じでしょうか。
レバレッジ取引と聞いてもしかしたらFX(外国為替証拠金取引)を思い浮かべる方もいるかもしれません。

仮想通貨のレバレッジ取引はFX(外国為替証拠金取引)にもあるように、手持ちの資金を数倍にして取引を行う事が出来るんです。
その為、レバレッジ取引は仮想通貨取引で大きな利益を上げたい方に人気の手法ですが、きちんと理解した上で行わなければリスクの高い取引でもあります。

そこで、こちらのページではレバレッジ取引について詳しく解説していきたいと思います。

目次

目次

仮想通貨のレバレッジ取引とは

均衡

レバレッジ取引は、FXや証拠金取引とも呼ばれていて、取引所へ証拠金を預ける代わりに、手持ち資金の何倍もの取引を行う事ができる方法です。

FX(外国為替証拠金取引)の経験がある方はわかると思いますが、証拠金取引を行うことができれば、少ない資金で大きく利益を上げられる可能性があるのです。

例えば今、あなたが投資に使える手持ち資金が1万円だったとします。
この1万円でビットコインを購入して、その後ビットコインの価格が購入時の2倍に高騰したとして、そこでビットコインを売ると手元には2万円が戻ってきますので1万円の利益ということになります。

この取引にもし10倍のレバレッジをかけていたとします。
すると、10万円分のビットコインを買って2倍になり、20万円戻ってきたことになりますので利益は19万円となります。

レバレッジをかけなければこの取引で19万円の利益を得る為には10万円用意しなくてはなりませんが、10倍のレバレッジをかける事ができれば1万円だけで済むのです。

この後レバレッジ取引のメリットやデメリットをご紹介していきますが、とりあえず少ないお金で大きく取引をしたいという方は、レバレッジの掛けられる取引所の利用がおすすめです。

国内取引所は最大25倍まで

現在日本国内の取引所において最大レバレッジは25倍までと法律により定められています。
国内取引所で最大25倍のレバレッジ取引が可能なのは「BITPOINT」だけです。

>>BITPOINT公式サイトはこちら

以前はGMOコインも最大25倍レバレッジが可能でしたが、現在は最大10倍までとなっています。

海外取引所なら最大100倍も可能

日本国内の仮想通貨取引所では最大25倍までしかレバレッジをかける事ができませんが、海外の取引所はもっとレバレッジをかけることができます。

現在、もっとも大きなレバレッジ取引が可能な取引所はBitMEX(ビットメックス)の最大100倍です。
BitMEX(ビットメックス)は2014年に設立した海外の仮想通貨取引所で、手数料が安かったり追証がないなどのメリットがありとても人気です。

レバレッジ取引に興味がある方はアカウントを解説しておいていいと思います。

比較

国内と海外の主な取引所のレバレッジを比較してみます。

国内取引所ではbitFlyerが最大15倍となっています。
海外の取引所ではbitbank tradeが最大20倍、BitMEXが最大100倍となっていてそれらと比較するとレバレッジ倍率は低いですが、国内取引所を利用したいという場合にはbitFlyerの利用がおすすめですね。

レバレッジ取引のメリットデメリット

メリットデメリット

レバレッジ取引は少額で大きな取引を行う事ができるとても便利なシステムです。
誰でも気軽に利用できるレバレッジ取引ですが、利用前に必ずレバレッジ取引のメリットデメリットを理解しておかなくてはなりません。

メリット

利益の最大化

レバレッジ取引の最大のメリットと言えばやはり「少ない資金で大きな利益を出せる可能性」でしょう。
同じ投資金額でもレバレッジをかければ得られる利益が何倍にもなるからです。

例)
1BTC(10万円)を購入して1BTC(20万円)になって売却した場合
→10万円の利益

1BTC(10万円)をレバレッジをかけて10BTC(100万円)分購入して1BTC(20万円)になって売却した場合
→190万円の利益

同じ取引を行った場合でも、bitFlyerでレバレッジをかければ15倍、BitMEXなら100倍になります。
少ない利益をコツコツ積み重ねるよりも、一発で大きな利益を目指したいという方はレバレッジ取引が向いています。

少ない資金で取引を開始できる

今ご説明しましたように、レバレッジをかけることで手元にある資金よりも大きな取引ができます。
しかし、別にレバレッジをかけられるからといってそんなに大きな取引を行わなくてもいいのです。

本当にちょっとの資金しかない場合は、少しのレバレッジをかけることができますから、1000円程度の資金からでも取引を開始できます。

「買い」も「売り」もできる

レバレッジ取引が通常の取引と違うところは、「買い」だけでなく「売り」から入る取引ができる点です。

通常の取引は安く買って高くなったら売る→利益となりますが、この取引だとこれから買うコインが値上がりする時でないと利益を狙って取引ができません。

【通常の取引】
買いポジション
※引用元:https://zaif.jp/

しかし、「売り」から入る事ができればその逆、つまり購入後に価格が下がると予想できる場合でも利益を狙って取引ができるのです。

【売建の取引】
売りポジション
※引用元:https://zaif.jp/

こうして「買い」からも「売り」からも入れるということは、相場が上がっているときも下がっているときも利益を求めて取引を行う事ができます。

デメリット

リスクがある

レバレッジ取引の最大のメリットは「利益の最大化」ですが、同時に「損益も最大化」されるということは理解しておいてください。

例)
ビットコインの価格が10万円から8万円に下落した場合

・10万円分持っていたら→2万円の損

・100万円分持っていたら→20万円の損

つまり、レバレッジをかけた分だけ利益も大きくなりますが損益も同じように大きくなるのです。
ですから、いきなり大きな倍率でレバレッジをかけすぎると、相場の価格がちょっと下がっただけで証拠金が一瞬にして消えてしまうということもあり得ます。

レバレッジ取引はハイリスクハイリターンの取引だということは理解した上で行うようにしましょう。

手数料が高い

レバレッジ取引の手数料は通常の取引手数料とは違い、少々高い事があります。
もちろんこれは取引所によって異なりますので、できればレバレッジ取引を行う際は出来るだけ手数料が安い取引所を利用するのがおすすめです。

bitFlyerなら日をまたいてトレードしない限り、今のところレバレッジ取引手数料は無料なのでおすすめです。
>>bitFlyerについてはこちら

瞬時の判断が必要

レバレッジ取引は大きな金額の取引となりますので、あまり長期保有には向いていません。
日をまたぐと手数料がかかるという理由もあります。

そして、レバレッジをかけている分ちょっとした値動きで利益も損益も大きく変わりますから、瞬時の判断で売買を行わなくてはいけません。

そういった意味では仮想通貨取引の初心者の方にはあまりおすすめできるトレードではありません。
ある程度仮想通貨取引に慣れてきてからの利用をおすすめします。

ロスカットとは

チャート

ロスカットとはレバレッジ取引時に価格の変動によって損失が大きくなった場合、強制的に決済が実行されるシステムの事を言います。
もし買いでポジションを保有していた場合は、購入時より大幅にコインの価格が下がった場合、売りポジションなら大幅に価格が上がってしまった場合に強制的にロスカットされます。

この強制ロスカットの基準は各取引所によって異なりますので、利用する取引所次第では頻繁にロスカットが起こってしまうという場合もあります。

証拠金維持率

取引所が強制的にロスカットをするタイミングにはルールがあります。
どういうルールかというと、証拠金維持率が一定のパーセンテージ以下になった場合です。

証拠金維持率の計算方法は取引所によって違いますので、ご利用中の取引所でご確認ください。

証拠金維持率とは【GMOコイン】

証拠金等について【bitFlyer】

上記は主要取引の証拠金維持率です。
証拠金維持率の割合が高ければそれだけロスカットされるタイミングが早くなります。

メリット

ロスカットがなければ、急な価格変動や目を離している間に大きく価格が変動した際、口座に預けている金額以上の損失を被る恐れがあります。
しかし、強制的にロスカットしてもらう事で大きな損失を防ぐことができます。

デメリット

ロスカットされると、それ以上の損失は発生しませんがもしもロスカットされた後に再び価格が上昇してきたとしても、すでにポジションを保有していませんので取り戻すことはできません。

頻繁にロスカットされてしまうと毎回損失ばかり積み重ねることになってしまうのがロスカットのデメリットでもあります。

証拠金

証拠金は、レバレッジ取引を行う際には必ず必要になります。
簡単に言うと証拠金は担保のようなもので、もしもレバレッジ取引で損失が出た場合、取引所は証拠金から回収を行います。

取引所は損失額の回収を確実に行う為にも、証拠金維持率が決められており損失が膨らむと強制的にロスカットが行われるのです。

追証とは

追証とは「追加証拠金」の略です。
先ほどご説明しましたが、レバレッジ取引中に損失が膨らんでしまった際、証拠金維持率が一定の基準を下回ると強制的にロスカットされるとお話ししました。

しかし、追証がある取引所では証拠金維持率が基準を下回ってしまった際、取引所から保証金の追加を求められるのですが、これを追証と言います。

[aside] BITMEXは追証なし
最大100倍のレバレッジ取引ができるBITMEXでは、追証が発生しません。
万が一ロスカットが間に合わず証拠金以上の損失が発生してしまっても、BITMEXなら追加で支払いを行わなくてよいというのは安心感がありますね。

BITMEXの詳細はこちら

レバレッジ取引におすすめの取引所

これからレバレッジ取引に挑戦してみたいという方におすすめの取引所は2つ。
一つは国内取引所大手のbitFlyerです。

bitflyer日本一

最大15倍のレバレッジ取引が可能なので、レバレッジ取引初心者の方には十分な倍率ではないでしょうか。

bitFlyer公式サイト

次におすすめなのは、BitMEXです。

BITMEXlogo

BitMEXは最大100倍のレバレッジ取引ができます。
追証なしというのも魅力的ですね。
この他、アルトコインにレバレッジをかけての取引ができたり、ダッシュボードが日本語対応されていて使いやすい等の理由から最近人気が高い取引所となっています。

BitMEX公式サイト

まとめ

仮想通貨のレバレッジ取引は、少ない資金で大きな利益を生み出せる可能性がある方法です。
国内取引所は最大25倍、海外はそれ以上のレバレッジをかけて取引を行う事ができます。

ただし、レバレッジ取引はハイリスクハイリターンなので、十分に理解した上で行う事をおすすめします。
また、仮想通貨取引の初心者の方はいきなり大きなレバレッジ取引を行わず、少しずつ慣れていくとよいでしょう。

暗号通貨おすすめ取引所

コインチェック

会社名 コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.)                           
住所 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F
設立 2012年8月28日
資本金 385百万円
代表取締役 蓮尾 聡
暗号資産交換業の登録番号 関東財務局長第00014号
加入協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

一般社団法人日本ブロックチェーン協会

一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会

一般社団法人Fintech協会

特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会

取扱通貨 「BTC」「ETH」「ETC」「LSK」「FCT」「XRP」「XEM」「LTC」「BCH」「MONA」「XLM」「QTUM」「BAT」「IOST」「ENJ」

ネット証券などを運営しているマネックスグループの傘下に入ったことで、セキュリティレベルは大幅に向上しています!

2021年にはモバイルアプリダウンロード数「410万」を突破しており、登録者数はグングン上昇しています。 他の取引所と比較しても、ここまでたくさんの通貨を取り扱っているのは、Coincheckのみ。 最近でも、取引所へのハッキングはしばしば見受けられていますので、運営元がしっかりしている取引所を選ぶのは非常に重要です。 もともと金融業を営んでいる「マネックスグループ」がバックについているので、Coincheck(コインチェック)は他の取引所と比較した場合でも、安全性が高いと言えるでしょう!

コインチェック

コインチェックの登録はこちら!⇒コインチェック

その他の仮想通貨取引所に関する情報は関連記事「【徹底解説】仮想通貨取引所のおすすめや手数料の違いは?」でご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。

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