BTCBOX(BTCボックス)といえば、仮想通貨取引の経験がある方でしたらご存じかと思いますが、国内の仮想通貨取引所の中でも老舗となる取引所です。
長く取引所として運営されていることから、初めて仮想通貨取引を行う方でも安心して利用できるという信頼感がありますね。
こちらのページでは、そんな老舗取引所であるBTCBOX(BTCボックス)の評判やメリットデメリットについて解説していきたいと思います。
目次
BTCBOX(BTCボックス)とは
BTCBOX(BTCボックス)が設立されたのは2014年の3月になります。
仮想通貨がはっきり定義づけされたのはヨーロッパで2012年、アメリカでは2013~2014年にかけて、日本では2017年に改正資金決済法で明確に定義されました。
ですから、2014年に設立されたBTCBOX(BTCボックス)はかなり早い時期に仮想通貨取引所として設立されたという事がわかります。
ネット上では「日本で一番歴史のある仮想通貨取引所」といった表現をされているのはその為です。
運営会社情報
会社名 | BTCボックス株式会社 |
住所 | 東京都中央区京橋1−6−6 ハラダビル3階(受付)&4階 |
設立 | 平成26年3月6日 |
資本金 | 1億6516万 |
代表取締役 | David Zhang |
登録番号 | 関東財務局長 第00008号 |
登録年月日 | 平成29年9月29日 |
取扱通貨 | BTC/BCH/ETH/LTC |
ビットフライヤーやDMM Bitcoinなどに比べると、やや名前負けしておりそれほどメジャーな感じのないBTCBOX(BTCボックス)ですが、日本国内でもっとも古い仮想通貨取引所なだけあって、これまでの運営実績に定評があります。
長年運営してきている中で大きなトラブルやハッキング被害などもないことから、セキュリティや運営については多大な信頼があります。
もちろん金融庁登録認可業者ですし、CEOのDavid ZhangはApple製品の開発にも携わっていた経験のある方です。
さらに、BTCBOX(BTCボックス)のアドバイザーである大石哲之氏はデジタルマネー協会の理事で、日本の仮想通貨業界では知らない人がいないほど有名な人物です。
BTCBOX(BTCボックス)の登録方法
1.公式サイトへアクセス
BTCBOXの公式サイトにアクセスして「新規登録」をクリックします。
2.メールアドレスを入力
メールアドレスとパスワードを入力して規約にチェックをいれたら「上記の規約を同意して次へ」をクリックします。
3.届いたメールをチェック
先ほど入力したメールアドレスにメールが届くので、メールの中にある「アクティブにする」をクリックします。
4.電話番号を入力
電話番号入力画面になるので、番号を入力したら「コード取得」をクリックします。
電話番号はそのまま入力で問題ありませんので、携帯電話なら「090●●●●●●●●」をハイフンなしで入力します。
「コード取得」を押すと携帯電話にSMSでコードが届くので、「コードを入れてください」の欄へ入力して
「次へ」をクリックします。
5.個人情報の入力
個人情報をすべて入力します。
6.本人確認書類のアップロード
本人確認書類の写真を撮影してアップロードします。
本人確認書類として利用できるものは以下になります。
アップロードが完了したら、あとは自宅へ届くはがきを待ちます。
BTCBOX(BTCボックス)の使い方
BTCBOX(BTCボックス)の使い方をスマホアプリで解説していきます。
1.相場
「相場」のタブでは各取引所の相場を確認する事ができます。
2.取引
「取引」タブでは、各通貨の取引ができます。
取引をしたい通貨をクリックすると、取引画面へ移動します。
取引画面では、「買い」や「売り」を選択して数量などを入力して注文ができます。
3.融資
融資画面では仮想通貨融資を利用できます。
4.資産
資産画面では、現在の自分の資産を確認できます。
BTCBOX(BTCボックス)のメリット
売買手数料が無料
BTCBOX(BTCボックス)では仮想通貨取引の取引手数料が無料です。
maker(メイカー)もtaker(テイカー)どちらも手数料がかかりません。
さらに、入金手数料も無料なので仮想通貨購入において一切の手数料がかからないのです。
しかし、BTCBOX(BTCボックス)の利用者が増加するといずれは手数料も有料になるのではないかと言われています。
スマホアプリで取引可能
BTCBOX(BTCボックス)のスマホアプリは、iPhoneにもandroidにも対応しており外にいても取引をしたり状況を確認することができます。
仮想通貨の価格はいつどのように動くかわかりませんから、自宅のパソコンからしか取引できないというのはちょっと厳しいですよね。
BTCBOX(BTCボックス)ならそういったことはありませんので、安心していつでもどこからでも取引できます。
安定したサーバーシステム
BTCBOX(BTCボックス)はサーバーとセキュリティに非常に定評があります。
というのも、これまで日本国内でもっとも歴史のある取引所として運営されてきていますが、その中でサーバーがダウンしたことは一度もありません。
取引所のサーバーがダウンしてしまうと場合によっては非常に大きな損害を被る可能性があるので、そんな軟弱なサーバーを使っている取引所には大切な自分の資産を預けることはできません。
仮想通貨の取引所選びにはサーバーがしっかりしているかについても着目する必要があるのです。
コールドウォレットの採用
セキュリティ面では、コールドウォレットが採用されており安心感があります。
コールドウォレットとは、仮想通貨をインターネット上から切り離した場所に保管して管理することを指します。
コールドウォレットのメリットは、仮に取引所がハッキング被害に遭ってしまった場合などでも、コールドウォレットで保管している仮想通貨には被害が及ばないという点です。
NEMの大量流出事件が起きたコインチェックでは当時、NEMをコールドウォレットではなくホットウォレットで管理していたことが、あそこまで被害を大きくしてしまった原因ともいわれています。
仮想通貨融資
BTCBOX(BTCボックス)には仮想通貨融資の機能があります。
この機能は、融資というくらいなので借りるという事なのですが、株やFXの信用取引と同じイメージでとらえてもらえばわかりやすいと思います。
通常は仮想通貨を購入して価格が上がったら売る、これで利益が確定しますが仮想通貨融資を利用することで、逆に購入した時よりも価格が下がると予想できた場合には、売り建てておけば実際にその通貨の価格が下がったタイミングで決済すると、利益を得る事ができます。
これができれば相場が上がろうが下がろうがどちらの場面であっても取引で利益を出すことが可能となるのです。
ただ、ここで気になるのは手数料です。
融資を受けた場合にかかる手数料は1日0.1%となります。
つまり、融資を受けたまま時間が経てば経つほど手数料がかさんでいきます。
ですから、初心者の方がこの機能を使って利益を出すのは正直厳しいといえます。
あまり安易に利用すべき機能ではありません。
LINEサポート
BTCBOX(BTCボックス)はLINEサポートが利用できます。
利用できるのは平日9:00~17:30の間だけです。
いちいちメールで問い合わせるよりLINEで問い合わせができるのは手軽でいいですね。
BTCBOX(BTCボックス)のデメリット
取り扱い通貨が少ない
BTCBOX(BTCボックス)の取り扱い通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、イーサリアムの4種類です。
リップルやネムも人気がありますので、今後取引可能になるといいのですが。
通貨ペアが日本円しかない
BTCBOX(BTCボックス)では仮想通貨と日本円での売買しかできません。
他の取引所では、仮想通貨同士での取引ができるところがあるので、そうした取引を検討している方はBTCBOX(BTCボックス)はあまり向いていません。
取引量が少ない
BTCBOX(BTCボックス)の取引量が少ない(板が薄い)という話はたびたび見かけます。
昔からある取引所だからといって現在の利用者が多いかと言われるとそうではありませんからね。
取引量が少ないと、取引が成立しにくいといった事がありますが、大きな取引をするのでなければ、それほど気にならないのではと思います。
BTCBOX(BTCボックス)の評判
ビットコインの取引状況を見る限りでは、コインチェックの盗難事件から、利用者は急激に減っている。
その代わりに上がっているのがBitflyerとBTCBOX。
BTCBOXはとBitflyerと大きくは変わらない程の取引金額になっており、認可済み業者という事もあってなのか利用者が増加しつつある。 pic.twitter.com/HpBlS1Cqi2
— さーもんRipple No.1@48日(よしもと×そとばこまち 第3弾「ゆきむら」 近鉄アート館) (@kaohsho) 2018年4月16日
アビトラ運用資金200万円を準備してみた。あとは運用をうまくできるかなあ 24時間運用
bitFlyer,Quoine,Coincheck,https://t.co/VLJqYdDZ8J ,BTCBox
— 個人投機家 (@shogonaga) 2018年4月15日
板取引だけならBTCBOXがBitflyerに勝ってる。
意外だった。 pic.twitter.com/q7jkArx5Du— クロノ@【仮想通貨億トレーダー】Noah、OPcoin神推し line@再登録よろ (@bitcoindog11) 2018年4月12日
ビットフライヤーよりBTCBOXの方がビットコイン/日本円取引高上じゃん。
BTCBOX登録しなきゃ(使命感) pic.twitter.com/KkR3BGNyw9— アルタロト@仮想通貨 (@arutaroto) 2018年4月12日
コインチェックの事件以来、ユーザーは手数料以外に取引所のセキュリティや信頼性を基準に選ぶようになりました。
そういう意味ではBTCBOX(BTCボックス)はこれまでの運営実績から非常に信頼が高いといえます。
また、アービトラージ(裁定取引)目的でBTCBOX(BTCボックス)を利用される方も多いようです。
まとめ
BTCBOX(BTCボックス)は取り扱い通貨の数が少ないというところはありますが、高い信頼性が人気を呼んでいるようです。
取扱通貨の数については確かに少ないですが、初心者の方や取引する通貨が決まっている方は、BTCBOX(BTCボックス)でも十分取引ができます。
ただ、取り扱い通貨以外にも機能面で物足りなさを感じる方もいるようなので、ある程度仮想通貨取引に慣れて来たら他の取引所へ移行してもいいかもしれませんね。
アービトラージ(裁定取引)専用としてBTCBOX(BTCボックス)を利用するのもありでしょう。
その他の仮想通貨取引所に関する情報は関連記事「【徹底解説】仮想通貨取引所のおすすめや手数料の違いは?」でご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
暗号通貨おすすめ取引所
会社名 | コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.) |
住所 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
設立 | 2012年8月28日 |
資本金 | 385百万円 |
代表取締役 | 蓮尾 聡 |
暗号資産交換業の登録番号 | 関東財務局長第00014号 |
加入協会 | 一般社団法人日本暗号資産取引業協会
一般社団法人日本ブロックチェーン協会 一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会 一般社団法人Fintech協会 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会 |
取扱通貨 | 「BTC」「ETH」「ETC」「LSK」「FCT」「XRP」「XEM」「LTC」「BCH」「MONA」「XLM」「QTUM」「BAT」「IOST」「ENJ」 |
ネット証券などを運営しているマネックスグループの傘下に入ったことで、セキュリティレベルは大幅に向上しています!
2021年にはモバイルアプリダウンロード数「410万」を突破しており、登録者数はグングン上昇しています。 他の取引所と比較しても、ここまでたくさんの通貨を取り扱っているのは、Coincheckのみ。 最近でも、取引所へのハッキングはしばしば見受けられていますので、運営元がしっかりしている取引所を選ぶのは非常に重要です。 もともと金融業を営んでいる「マネックスグループ」がバックについているので、Coincheck(コインチェック)は他の取引所と比較した場合でも、安全性が高いと言えるでしょう!
コインチェックの登録はこちら!⇒コインチェック
コメント